APDA 人口と開発に関する議員活動支援事業:ザンビア
2022.8 ザンビア・ルサカ国連人口基金(UNFPA)並びに日本信託基金(JTF)の後援、国際家族計画連盟(IPPF)の協力により、8月8日、アジア人口・開発協会(APDA)はザンビア人口・開発議員連盟(ZAPPD)とともに、ルサカで人口問題に関するワークショップを開催しました。
ワークショップでは、ザンビアが直面する課題として、根強い貧困、高い出生率(4.7人)、高い学校中退率、高い失業率が指摘されました。また、IPPF加盟協会のザンビア家族計画協会(PPAZ)からは、既婚女性20%の家族計画のニーズが満たされておらず、既婚女性の47%が身体的、性的、精神的暴力を経験しているとの報告がありました。ZAPPDはこうした課題に対処するために、この支援事業の一環として、コンサルタントとZAPPDの5ヵ年戦略計画を策定する予定です。まずは予算、立法、監視、代表機能の4つのサブグループをつくり、今後、戦略計画に提案を行っていきます。
今回のワークショップには、政府高官、市民社会組織代表を含め30名以上(内、22名が国会議員)が参加し、ZAPPDの新たなメンバー獲得にもつながりました。プリンセス・カスネZAPPD議長は、UNFPAとAPDAのパートナーシップ及びZAPPDメンバー議員の能力向上への貢献に対し、感謝の意を表しました。
Inter Press Service (IPS)
Zambian Parliamentarians Tackle Population Issues to Improve Quality of Life for Citizens
https://www.ipsnews.net/2022/09/zambian-parliamentarians/